貧乏な人生から這い上がるための上手な借金の仕方を教えて下さい

私の実家は貧しく大学にも行きたかったのですが、行かせてもらうことはできませんでした。高校卒業後は独立して小さな町工場で働いていますが、貧乏はそのままで私も親と同じで貧乏のまま人生を送ることになりそうです。ですがいつまでもこんな貧乏な人生ではいたくないと言う思いもあり、何とかこの境遇から這い上がりたいと考えています。そのためにはやはりお金が必要だと思うのですが、どうすればこの這い上がりのためのお金を借りられますか。

まず必要なのはお金を借りて何をするのかと言うことです

あなたは一つ考え違いをしている可能性が有ります。とにかく現状から這い上がるにはお金が必要と考えているようですが、お金が有ったとしてどのように使えば這い上がれるのか具体的に考えているのでしょうか。この計画が無ければお金があったとしても無駄に使ってしまって、また元の通りになってしまう可能性が高くなります。この計画を持っているかどうかで、這い上がれる確率は天と地ほど違ってしまいます。安易な気持ちでお金を求めても駄目なのです。

そこで計画を立てることを考えてみましょう。貧乏から抜け出すためには用意したお金を利用して、何か事業などを行うか、何かに投資すると言うようなことが考えられます。なけなしのお金の筈ですから出来るだけ確実な方法を選ぶことが必要です。あなたも這い上がりたいのであれば十分時間をかけて自分にできることを考えるようにして下さい。最初はお金のことはあまり考えず何をやりたいと言うことから始めて次第に細部まで詰めていけば良いでしょう。

計画が固まったところで、その計画を実現するためには幾らのお金が必要なのかを計算します。計算できないような計画はそもそも実現性が無いのか、それともまだまだ細部まで詰まっていないと考えて下さい。計算するコツは計画をできるだけ細分化してそれぞれについて費用を計算することです。細分化して計算したら最後のそれらの金額を合計すれば、その計画に必要なお金がいくらなのか分かります。もし自分では判断できないのであれば友人関係にも手伝ってもらいましょう。

計算結果はいかがでしたでしょうか。もし事業を起こすと言う事であれば、それをさらに事業計画に纏めてください。もちろんその資金をどのように調達するのか、どのようにそれを返済していくのかと言う点についても明確にしておかなければなりません。もちろん資金の大部分を借りることになると思いますが、この事業計画さえしっかりしていれば金融機関は事業資金として貸してくれます。要はこの事業計画書の出来に掛かっていると言って良いでしょう。

あなたの場合事業を起こすとしても、こういった資金の調達や返済と言った金融にかかわる話は馴れていないと思われますので、計画が具体化したら出来れば税理士にお願いした方が良いでしょう。ただしそれにもお金が必要ですので、周囲にある金融機関や役所のお知らせを良くチェックしておいて、無料の相談会や、起業についてのセミナーなどに参加してみてはいかがでしょうか。こういった場では無料で税理士に相談できますし、知り合いも増やせます。